シュレーディンガーの猫

理系ホイホイのエレメントハンターをきっかけに、なんだか最近元素の世界にハマっているわが長男(現在小学3年生)の最近の愛読書はNewtonなんですが、昨晩食事中に半減期の解説を始めました。

要約するとこんなことを言っていたはず。

半減期が1時間の原子が8つあったとしたら、1時間後にはそれが4つ、2時間後には2つ、3時間後には1つ…と、半減期ごとに半分ずつになること。

Wikipediaの半減期の説明を見ても、これが正しいのかどうかは私にはわかりませんでしたが、それなりに正しそうに見えます。ついでに、自分の知識が及ぶ範囲で放射年代測定の知識を追加してやりました。

更にその後に、ふと思いついて”シュレーディンガーの猫って聞いたことある?”と聞いてみたら、なんと知っているとのこと。彼の解説は以下の通り。

外から見えない密閉された箱の中に猫を一匹、放射性元素、それが崩壊したことを検出したら毒液を出す機械を入れておく。その元素が半減期を迎えたときに、中の猫は生きている状態と死んだ状態とが重なり合っていることになる。

毒液というところなどが少々甘いですが(本当は毒ガス)、おおよそ合っています。パラドックス的な意味があることはさすがに理解していませんでしたが、素直にすごいなぁとおもいました。伊達に周期表をマスターしているわけではない(ランタノイドとアクチノイドを除く)。

ちなみに私自身は私立大学文学系、それも純文学系なので、量子学とかとは縁がない学生生活を送っていましたが、仕事で暗号に関わった際に、究極の暗号として言及される量子暗号を知るために、ほんの少しだけ量子学を勉強してみた、というレベルです。

ちなみに、調子に乗ってその後に”量子テレポーテーションって知っている?”と聞いてみたら、さすがにそれは知りませんでした(笑

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