前回までの手順でWordpressのデータの移行は完了しました。続いてWebサイトのHTTPS化をLet’s Encryptを利用して行ってゆきます。
Wordpress
お名前VPSからConohaへの移行 (3)
前回までの手順で、移行先サーバでWordpressが起動するようになりました。本稿では、Wordpressのコンテンツの移行を行います。
お名前VPSからConohaへの移行 (2)
それでは早速、Ubuntu 20.04 LTSのイメージで作成したConoha VPSの上に、Wordpressが動作する環境を構築してゆきましょう。
お名前VPSからConohaへの移行 (1)
2014年10月から長らく利用してきたお名前.comのVPSサービスですが、いろいろ苦しくなってきたので新しい環境への移行を決意しました。以降、以降に至った経緯などを簡単にまとめておきます。
Let’s EncryptでHTTPSを有効にする (2)
サイト自体のHTTPS化が完了したら、続いてWordpressの変更を行います。色々やるべきことはありますが、一つ一つ手順を追ってやればそれほど難しくはないので、確実に実行しましょう。
Let’s EncryptでHTTPSを有効にする (1)
2016年4月にLet’s Encryptが正式化されてからずっと気になってはいたのですが、先日まとまった時間が取れたので、お名前.comのVPSで運用している本サイトのSSL化に挑戦してみました。Wordpressの既存サイトをHTTPS化するにはいくつかの段階がありますが、本稿ではまずWebサイトにLet’s Encryptから発行を受けた証明書を利用して、HTTPSで通信できるようになるまでの手順を解説します。
Cent OS 5.6にPHP 5.2.4を導入
このWordpressが動いているサーバは、Cent OS 5.6で動作しています。 ちなみに、現在動かしているCent OSのバージョンを知りたい場合は、以下のコマンドを叩きましょう。 [root@www Ryu]# cat /etc/redhat-release CentOS release 5.6 (Final) しばらく前から、Wordpressの管理画面にWordpress 3.2への更新を促すメッセージが表示されているのですが、PHPの要件が5.2.4以上で、普通にyum updateしているだけでは更新できる環境が整いません(Cent OS 5.6のデフォルトでは、PHPは5.1系になっている)。 CentOS 5.6ではリポジトリにPHP 5.3系が収められているので、それを指定してyumでアップデートすれば導入はできるようなので、今回はそれに挑戦してみました。念のため、現在導入されているPHP関連パッケージを確認。 [root@www Ryu]# rpm -qa | grep php php-cli-5.1.6-27.el5_5.3 php-devel-5.1.6-27.el5_5.3 php-pear-1.4.9-6.el5 php-mysql-5.1.6-27.el5_5.3 php-common-5.1.6-27.el5_5.3 php-ldap-5.1.6-27.el5_5.3 php-pdo-5.1.6-27.el5_5.3 php-5.1.6-27.el5_5.3 php-mbstring-5.1.6-27.el5_5.3 意外と9つものパッケージが入っていました。まずは既存パッケージの削除から。 [root@www Ryu]# yum erase php [root@www Ryu]# yum erase php-common 依存パッケージも削除されるため、これだけで上記の9パッケージが削除されます。 続いて最新版の導入。基本的に1パッケージずつ導入します。 [root@www Ryu]# yum install php53 [root@www Ryu]# yum install php53-devel [root@www Ryu]# yum install php53-mysql [root@www Ryu]# yum install php53-ldap [root@www Ryu]# yum install php53-mbstring php53-cliとphp53-commonはphp53の導入時に、またphp53-pdoはphp53-mysqlの導入時に依存関係で自動的に導入されるので、個別に導入する必要はありません。 また、php53-pear = PHPのライブラリを管理するパッケージは、Wordpressの動作環境としてだけPHPを利用するのであれば気にする必要はありません。ちょっとだけ手間がかかりますが、それでも入れたい!という方は、こちらを参照すると幸せになれると思います。 最後にApacheを再起動して、ログにエラーが吐かれていないことと、Wordpressにアクセスしてみて正常に表示されれば完了です。 ちなみに私の環境では、Ultimate Plugins Smart Update Pingerが何やら悪さをしてプラグインのソースコードらしきものが一部不正に表示されていたので、このパッケージを無効にしたら正常な状態に戻りました。
Google Analyticator Ver.6.1.3の日本語化
2009年冬に日本語化したまま放置していたGoogle Analyticatorですが、つい先日久々に見た管理画面が日本語と英語が入り乱れたちぐはぐな画面になっていたので、GWなどを利用して久々に更新してみました。
Sociable Pluginを導入 + はてなボタンを追加
ほとんど利用する人はいないと思いながらも、他サイトでよく見かけるソーシャルサイトへのブックマークを用意するのに、これまではAddClipsのサービスを利用していました。しかし、うまく自分の置きたい場所に置くことができないなど、不満があったので、今回Sociableというプラグインを導入してみました。
ちなみに、別の方の手によるSociable for WordPress 3.0というプラグインもありますが、本サイトで利用しているAtahualpaで公式にサポートされているということで、あえてオリジナルのSociableを入れてみました。