Oneplus 3Tを1週間利用して

12/16に到着していたOneplus 3Tですが、仕事が忙しくてすぐに弄ぶ時間が取れなかったり、またデータ移行を含めた環境の移動などもあり、メイン機として利用し始めたのは12/26でした。元旦でちょうど一週間になったので、ファーストインプレッションを簡単にまとめてみます。

良かった点1 : 余計なアプリが少ない

素のAndroid = Stock Androidに近いとの評判があったOxygen OSを搭載していることがOneplus 3Tの選定理由の一つでしたが、実際に利用して納得しました。以前のAscend Mate 7に搭載されていたEMUIも比較的素直なOSでしたが、3Tに導入されているOxygen OSは更に素直でした。

以下は電源を投入後、日本語を選択してGoogle Playでの更新が完了した状態のOneplus 3Tのアプリ一覧です。

Stock Androidに入っているアプリが何か管理人は知りませんが、非常に数が少ないことは間違いないといえるでしょう。アプリの由来がわかりにくいので、一つ一つ起動して開発元を確認してみたのが以下のリストです。ちなみにOneplus製としたものは、アプリの中のクレジットで明確に確認できたものです。

Oneplus inc. : カメラ、ギャラリー、天気、Community
不明 : ダウンロード、ファイルマネージャ、ミュージック、メッセージ、レコーダ、音声検索、電卓、電話
Google inc. : 上記以外

確認できないものも多いのであくまで参考ですが、Ascend Mate7にはベンダ独自ツール + サードパーティーのツールまでデフォルトで導入されていたことを考えると、良心的と言えるでしょう。ちなみに、Oxygen OS自体を含めてこれらのアプリの日本語はすべて完璧でしたし、中途半端な日本語対応にありがちな中華フォントもないように見受けられました。

 

良かった点2 : バックグラウンドのアプリが落ちない

Ascend Mate7はメモリが2GBでしたが、独自クリーナーツールの表示を信じるならば、常に500MB~1GB程度の空き容量がある状態で動かしていました。この時に一番困ったのが、ゲームをやっている途中にメールなどが来て一度そちらを開き、戻るとアプリが初めから起動するということでした。

Oneplus 3Tになって、この状況になることがほぼ皆無になったのが非常に助かっています。ゲームを数時間バックグラウンドに置いてから戻ってみてもちゃんと続きができるのは、搭載メモリが6GBと以前の3倍の容量があることと無関係ではないと思っています(本当の理由はわかりませんが)。

 

良かった点3 : とにかく動作が軽い

CPUが最新のSnapdragon 821ということが大きいと思いますが、とにかくアプリの動作が快適です。もちろんもたつく場面が皆無というわけではありませんが、あらゆる場面でレスポンスが向上したことがわかります。ちなみにもっとも顕著に違いを感じたのはポケモンGOの起動時間で、Ascend Mate7で数十秒かかっていたのが体感的に半分強程度になり、明らかに起動が速くなりました。ポケモンGO以外に管理人がメインでやっているゲームはあまりCPU能力を必要としない比較的古いゲームですが、そちらについても起動時間だけは体感できるレベルで違いを感じることができる程度には高速化されました。

 

残念な点1 : アクセサリが揃っていない

Oneplus 3Tは海外での評判は高いものの、日本に正式上陸しているメーカではないため、とにかくアクセサリが少ないです。スクリーンプロテクタと手帳型のケースだけは欲しかったので色々探しましたが、国内発送の品々は非常に限定されており、結局Amazonに出店している在中国の店舗に注文することとなりました。

アクセサリの情報自体も少なく、どれがいいのかよくわからないのも辛いです。スクリーンプロテクタも手帳型ケースも単価は安い(ボリュームゾーンはいずれも1,000円前後)ので人柱になることはいいのですが、外した時にまた中国から2週間をかけて取り寄せるのは正直言うと億劫です。今は傷をつけないように慎重に裸のまま利用していますが、これらについては当たりを引くことを祈るばかりです。

 

残念な点2 : 情報が少ない

これは今後に期待なのかもしれませんが、現時点では特に日本国内のユーザの絶対数は少なく、2ちゃんねるの関連スレを含めて情報があまりありません。もっとも、Oxygen OSの日本語は確認した限りでは完璧で、自分でカスタムROMを焼いたりしようとさえ思わなければ特に困ることはないのですが、その方面に興味がある人にとっては少し残念な状況といえるでしょう。

 

以上、簡単ではありますが、ファーストインプレッションでした。一言でまとめると、”若干の課題はあるもののOneplus 3Tを選択してよかった”です。残念な点は時間と人柱がいずれ解決してくれることだと思っていますので、逆にそこさえ納得すれば現時点では非の打ち所がない端末だと思っています。もちろん、細かい点でかゆいところに手が届いていない部分がないとは言えませんが、それを上回るだけのメリットを享受できているというのが現状です。

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