Nexus Sをマレーシアで利用する (2)

前のエントリから思いっきり間が空いてしまっていますが、そこはまぁご愛嬌ということで。

無事にDigiに接続できたNexus Sは快適そのものでしたが、滞在最終日となった2011年3月11日、あの東北地方太平洋沖地震が遠く日本で発生したのです。阪神淡路大震災に比肩するこの大災害を直接体験することが無かったのは、うまく言えませんがなんだか非常に”不自然な”感じが未だにしています。

出張先の職場にて

第一報は、”東北地方で大きな地震があって、東京もかなり揺れた。ご家族の安否を確認してください。”という、職場の上司からの連絡でした。半信半疑で会社の携帯で電話をするも、なかなか電話は繋がりません(もちろん、発信規制がかかっていたわけですが…)。らちが明かないので、Nexus Sで日本のニュースを眺めていたら、想像以上の事態が発生しているらしいということに気が付き始めました。

なにしろ職場にゲストの身分として滞在していたので、持てるネットワーク接続は唯一このNexus Sだけです。ある程度見たところで、一緒に出張していた2人の同僚もニュースを気にし始めたので、ここでテザリングに切り替えました。設定は実に簡単で、ものの10分程度で作業用PCから無線LAN経由での接続に成功し、しばらくの間秒単位で更新されてゆく最新情報を夢中で追い続けました。

クアラルンプール国際空港にて

職場での作業を終えて空港に向かいましたが、なにしろ状況は全く読めません。職場に連絡がついて、万一飛行機が飛ばないようであれば延泊も可と言ってもらえただけでも幸運だと思いながら、クアラルンプール国際空港に向かいます。

出張でマレーシアに行く場合は、昼間に仕事をして深夜の便で現地発、翌日早朝に日本に到着というパターンが通常です。今回手配してあった便は、現地発23:30発のマレーシア航空MH88便ですが、空港への到着は19:00頃だったので、到着時点では出発予定時刻すらわかりません。40分前の22:50に出発するJALの便は、1時間ほどの遅れで出発する模様だったので、とりあえず遅れることを覚悟で空港内のマックで時間を潰します。

マックで食事をとりながら、空港内のモニターで出発便の予定をチェックしているものの、リストに登場した瞬間は”Delay”としか出ていません。Nexus Sで成田空港のページもチェックしてみましたが、到着予定時刻は出ていないので、全く参考になりません。そうこうしているうちに表示が更新されて、”Rescheduled 4:20” = 約5時間遅れという恐ろしい表示が出ていました…

最初は免税店とかを見ていましたが、0:00でほとんどの店舗が閉まってしまったので、仕方がないので最後は2FにあるSamsung提供の休憩スペースに陣取って(ソファー + 無料で利用できる電源あり)、仮眠を取りながらNexus Sのテザリングを利用して日本の状況をずっと眺めていました。あまりにも微妙な出発時間に、なんであと数時間出発が遅れなかったのか(遅れれば延泊できたのに)…と思いさえしてしまいました。

結論

成田空港到着後も色々ありましたが、そこはNexus Sとはあまり関係がないので割愛します。海外キャリアのプリペイドSIM活用によるディザリングで、Nexus Sが現地での情報収集に大いに役立ったという話でした。

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