9ヶ月前にGen4を購入したばかりですが、AliExpressで買ってくれと言わんばかりの状況に遭遇してしまい、欲望に負けて購入してしまいました。Gen4とGen5にはそれほど顕著な違いはないと言われてはいますが、ゲーマーとしては常に最新の環境で楽しみたいものです (管理人がメインでプレイしているのはまどドラとウマ娘なので、それほど最新のSoCが必要というわけではないのですが….)。
購入を後押ししたもう一つの理由
本機の購入を後押ししたもう一つの理由として、実は今年は投資の調子が良く、このままで行くと相当額を納税しなければならなくなりそうだからという理由もあります。もちろん納税はするのですが、Y700 Gen5 を投資環境として最大限利用して、Y700 Gen5の購入費用を必要経費として計上しようという意図もあります。Y700 Gen4程度の価格なら減価償却のような面倒な計算や手続きも不要ですし、事実常時チャートを出しておくサブ画面としてちょうどいいので、個人的には合理的な理由だと思っています。
投資 (管理人の場合メインはFX) で出た利益にかかる税率は約20% (申告分離課税の場合) で、たとえば通年の利益が50万円だったらその20%の10万円を納税する必要があります。しかし、7万円のタブレットを購入してその50%を必要経費として計上した場合、利益は50万円 – (7万円 ✗ 0.5) = 46.5万円となり、納税額はその20%である9.3万円になるため、7,000円の節税になります。別の言い方をすれば、Y700 Gen5を7,000円引きで購入できるのと同じことになります。
少しでも安く調達するために
中華製タブレットの調達といえば言うまでもなく、そして例によってAliExpressです。他にも日本国内での取り扱いがない中華製タブレットの購入が可能なサイトはいくつかありますが、利便性などを考慮すると実質AliExpress一択だと思っています。
管理人はGen4を所有しているのですが、Gen5もずっと気になっていて、お得なセールが来たら購入しようと思っていたら、2026年6月6日に日付が変わった頃にその状況が目の前に舞い降りたので、思わずポチってしまいました (それまでに十分リサーチはしていたので)。

見て分かる通り、$45 off のクーポン + 14%のRakuten[.]comキャッシュバックが適用されています。実質的なドル建て支払額は$1 = ¥160換算で約69,116円となりますが、本稿執筆時点でLenovo公式サイトで同一ハードのLenovo Legion Tab (8.8″, 5)が119,680円で販売されていることを考えると、中華版という点を考慮しても十二分にお買い得と言えるでしょう。
ちなみに管理人がAliExpressで利用している支払い方法はPaypalですが、Sony Bank WALLETのVISAデビッドを登録してあります。詳細はここでは割愛しますが、Sony Bank WALLETは海外通貨建ての支払いを行う時にとても有利なレートで決済ができるカードで、三菱UFJコンサルティングが公開している6/5の為替レートのTTSとTTLの中間 (TTM) が ¥160.04 であることからも、とてもいいレートで決済されていることがわかると思います。とはいえ、2025/9/1にGen4を購入した時の為替レートは$1 = ¥147.28だったので、1割近く円安が進んでいて高くなったなぁ….というのが正直な印象です。
この時点で喜び勇んでいた管理人ですが、実はこの後 $95 off のAliEpressのクーポンが配布され、更にのキャッシュバック率も空前絶後の30%まで上がったため、かなり残念な気持ちになってしまいました (仮にこれを行使できるタイミングで注文していれば、50,657円で購入できたことになる)。
後日談になりますが、今回のrakuten[.]comのポイント還元率はGen4の時の12%を上回る14%でしたが、ちゃんと還元されています。もっとも、AliExpressは送料やクープンの適用が複雑であるため、特に高額の商品の場合はなかなかキャッシュバックが適用されません。この場合は、サポートに問い合わせて追加の証跡 (AliExpressのマイページで確認できる情報で十分) を提出すれば、比較的速やかに還元されます (もしやり方がわからない / 英語に自身がないという方がいたら、本稿のコメントで質問してください)。$70.32といえば日本円で1.1万円以上になるので、それくらいの手間をかける価値は十分にあるはずです。

そのうち別記事を書こうと思っていますが、このリンクから誰かがアカウントを作成し、その人が作成後90日以内に$50以上の買い物をすると紹介者である私にもキックバックがあるので、本稿を見て登録・利用してみようと思われた方は、ぜひ上記リンク経由でアカウントを作成して頂ければと思います。
配送と関税と消費税
AliExpressの場合、今回のような高額な製品はもちろんのこと、非常に安価製品であっても日本への送料が無料になることが多いです。送料が設定されている製品でも、別の店舗で買うと無料であったり、一定金額 ($10の場合が多い) を超えると無料になるパターンが大部分です。この破格の配送がどのような仕組みで成立しているのかはこちらのページなどが詳しいので、興味がある方は見てみてください。
今回注文したY700 Gen5の配送は、以下のような時系列でした。
| 日時 | イベント |
|---|---|
| 6/6(土) 0:35 | 注文 |
| 6/8(月) 8:10 | 集荷業者によるピックアップ |
| 6/9(火) 12:46 | 現地の空港に到着 |
| 6/11(木) 2:10 | 現地の空港を出発 |
| 6/11(木) 6:25 | 日本の空港に到着 |
| 6/12(金) 9:28 | 通関完了 |
| 6/12(金) 18:02 | 配送完了 |
めちゃめちゃ早いです。普通に楽天あたりで購入したのとあまり変わらないレベルです。AliExpressの配送は、引っかかるときはめちゃめちゃ引っかかりますし、何故か香港に行ったり東南アジアを経由したりして時間を食うことも多いのですが、本件は最速のケースの一つと言えると思います (現地空港で約1.5日足止めされていますが、これがなかったらもう一日早く到着していたかも)。
関税についてですが、タブレットの場合は無税とされているため、関税は徴収されません (興味がある人は、このページで “8471.30” で検索してください)。ただし、消費税はかかります。個人輸入の場合、購入した物品の金額の60%に対して10%の消費税が課されるため、今回 (商品価格約5万円) の場合だと3,000円前後の消費税を支払う必要があります。詳細は割愛しますが (気になる方はこちらのページが詳しいです)、AliExpressで購入した場合は後から請求が来るとされているので、それを待ちたいと思います。
開封の儀
それでは早速開封の儀へと進みたいと思います。到着時の荷姿はこんな感じでした。右側に並べてあるのはGen4の空箱 + 到着時の緩衝材です。見た感じ、同じ緩衝材が使われているようですね。
梱包を解くと、やはり中から出てきたのはGen4のときと同じ梱包材。Legionのためにあつらえたかのような、専用の緩衝材にしか見えません。
緩衝材の中から箱を取り出します。Gen4の箱も手元にあるので並べてみましたが、当たり前ですが全く同じ大きさです。左側がGe5で、AIという文字が見えるところだけが違います。
上の写真の手前左にある型番などの記載内容をチェックしてみます。いずれもメモリ12GB + ストレージ256GB + ホワイトなので、シリアル番号やモデル名、製造年月などの固有情報を除けばほとんど同じです。
Gen5のシュリンクラップを破って箱を開けてみます。Gen4と同じく、箱のサイズ = ディスプレイのサイズで、きっちりと収まっています。
本体の下には、おそらくは一度だけ目を通す (かもしれない) ことになる紙のマニュアルが入っています。いかにもSIM用ですよと言わんばかりのSDカードトレイを取り出すためのピンが入っている点もGen4と同じです。
ちゃんとUSB充電器が入っている点も変わっていません。最近はコスト削減の関係で同梱されていない場合も多いのでありがたいといえばありがたいですが、複数のUSB出力を持つ大容量充電器を複数持っている身としては、使うことはないだろうな….と思っています (Gen4のも未使用で箱に入ったまま)。
USB充電器のスペックを確認してみます。上がGen4, 下がGen5のものです。見て分かる通り、充電能力は同じです。本体内蔵のバッテリー容量はGen4が7,600mAh, Gen5が9,000mAhと2割弱ほど増えているので、充電器のスペックも2割増かもと期待したのですが、これだと満充電までに要する時間は長くなってしまうと思います。とはいえ、個人的にはそれほど急いで充電が必要な場面はないので、問題ありません。
Gen4 vs. Gen5
さて、それでは2026年7月6日時点での、Gen4とGen5の違いを書いてゆきたいと思います。改めて比べてみると、色々違いがあるなぁという印象です。以下の見出しはGen5を基準にしています
GPSがハードウェアでサポートされている
他の方のブログなどでも触れられていますが、機能の有無という意味での最大の違いはこちらでしょう。Gen4とGen5のいずれも、画面上部からドロワーで出てくる中に “位置情報” というアイコンがあるし、それをオンにすることもできるし、Google Mapを導入するとそれらしい現在位置も出てきますが、よくよく挙動を見てみると画面右上部のトレイにあるGPSマークが、Gen4は点滅している (滅の時間のほうが圧倒手的に長い) のに対し、Gen5は常時点灯します。おそらくこれは、アプリがGPS情報を取得しようとしてハードウェアの機能にアクセスを試みるとアイコンが出て、エラーが出たらオフになる….をGen4では繰り返しているためと思われます。
管理人自身はというと、Gen4ですら一度も屋外に (それどころか室外にほとんど) 持ち出したことはないので、基本的に不要だと思っています。ただ、万一デバイスが盗難にあった時に、その場所を追跡できる可能性があったりするので、あるに越したことはないでしょう。もちろん、位置情報を利用するポケモンGOのようなアプリを楽しみたい方にとっては、購入を大きく後押しする違いとなるはずです。
ZUX OSが2.x系
2026年7月5日時店で、Gen4の最新版はVer. 1.5.10.229、Gen5の最新版はVer.2.0.12.088です。いずれもAndroid 16ベースである点は同じです。管理人はぶっちゃけゲームしかしていませんが、その範囲内では両者の違いを明確に感じることはほとんどありません。しかし、使い倒してゆくと色々細かな違いがあると思います。
日本語化が簡単 & より完璧にできる
これは一つ上の項目と密接に関連していると思われますが、Gen4の場合、以下のような中華製タブレットを日本語化するいつもの呪文を唱えても、何も変わらずすべてが中国語のままです (唱え方はここでは割愛)。一方で、Gen5で同じことをすると、ちゃんとUIが日本語になります。
starplatinum@M2-mini ~ % adb devices
* daemon not running; starting now at tcp:5037
* daemon started successfully
List of devices attached
HA29YQSG unauthorized
(ここでデバイス側のUSBデバッグを有効にする)
starplatinum@M2-mini ~ % adb devices
List of devices attached
HA29YQSG device
starplatinum@M2-mini ~ % adb shell settings put system system_locales ja-JP
starplatinum@M2-mini ~ % adb rebootGen4において、ja-JPの部分をja-JPzhzhとすれば無理やり日本語化はできるのは別記事の通りですが、その弊害として一部のアプリで表示がおかしくなります (同ページのコメント参照)。
もちろんGen4も頑張ればもっと “きれいな” 日本語化も可能なのですが、それをできるだけのスキルと労力がある方は限られるのではないでしょうか。お手軽に日本語化ができるのはありがたいですね。もっとも、Gen4にZUX OS 2.xが降ってくるようになったら、このメリットはなくなってしまいますので、この点は将来的には差がなくなるかもしれません。
確認した限りでは、上記の標準的な手順で日本語化を行ったGen5では、Chromeも普通に日本語になりましたし、AdGuardも普通に動作しました。
フォトギャラリー
せっかく手元にGen4とGen5の両方が揃っているので、並べた比較写真を撮ってみました。タブレット情報を表示したところがこちら (左がGen4 / 右がGen5)。ZUX OSのバージョンの違いが目立ちますね。機種名はデフォルトのままですが、少し詳しくなっていますね。左側のメニューはほぼ同一です。
そのまま裏返しにしてみました。カメラのデザインがかなり変わっているのが目を引きます。ちなみに、カメラの性能は一般的に特にスマホだと訴求点になりますが、Legion Y700シリーズでは申し訳程度についているという程度で、インカメラ / リアカメラともに性能の進化はありません。
カメラの下に新たに “RGB LEDリング” が追加されています。これは本体の電源状態などの他に、ゲームと連動して様々な色に光るとのことですが、前者はともかく、後者は裏側にあったら意味がない気がするのですが….
続いてケースを装着してみました。パチモノケースですが (刻印されている文字が “LFOIQN”)、同一メーカー製のものです。Gen4とGen5で明らかに設計思想が異なっているのがわかります。Gen4はそれほど発熱が気になることはありませんでしたが、Gen5は背面中央部分が集中的に熱くなるのでしょう。
本体上部を背面側から見てみます。奥がGen4、手前がGen5です。これはスピーカー部分ということになるかと思いますが、音質にもこだわりがあるようなので、その向上に伴う変更と思われます。ちなみに本体底面も同じ位置に同じ形状のスピーカーがありますが、中央にUSB Type-Cがあります。
最後に右側面を見てみます。画面側から見ているので手前がGen4、奥がGen5になります。左から音量ボタンと電源ボタンが並んでいて、その右側の2つの穴の間にあるのはSDカードスロットです。穴はおそらくスピーカーと思われます。微妙に配置が変わっていますが、スピーカーの性能を向上させるために加えられた変更なのでしょうか?
ちなみに左側面にはUSB Type-Cがあります。前述の通り底面にもあるので、本体にUSB Type-Cが2つあることになります。左側面は画面が90度回転した状態だと下側になるので、ゲームを楽しみながら充電をする場合に役に立つでしょう。
実際に利用してみて
正直にいえば、ゲームを楽しむ環境という意味ではGen4とGen5にはほとんど違いがありません。極限のSoC性能を要求するゲームであれば違いが感じ取れるでしょうが (その場合は発熱にかなり気を使う必要があると思いますが)、比較的高い性能を要求する程度のゲームを楽しむ限りにおいては、体感的な違いは感じるほうが難しいと言っても過言ではないでしょう。
と思っていましたが、実際にウマ娘とまどドラをやってみたところ、体感的なレスポンスに少しだけ差があることに気が付きました。具体的にどこのレスポンスが改善されたかというと、画面の切り替えなどの時に発生する待ち時間です。Gen4とGen5とを行き来してみましたが、少しだけではありましたが確実に体感できる差がありました。もっとも、いずれも機種変更に際してGen5に新規インストールをしているのに対し、Gen4に導入されているのはサービス開始の時から更新を積み重ねたものなので、端末内に残存しているキャッシュなどの最適化などの関係かもしれませんが….
これとは全く別の話になりますが、タブレットをタブレットとして利用する場合は、GPS機能の有無や素直に日本語を利用できる点は無視できない大きな違いとなります。たとえば管理人のような限定的な利用方法でさえ、AdGuardを利用できるかどうかが、主にブラウジングのエクスペリエンスに多大なる影響を及ぼします (AdGuardはブラウザ以外のアプリ内広告も止めるのでなおさら)。もっとも、Gen5を選択する最大の動機は性能のはずなので、
なお、発熱についてですが、Gen4の時点で発熱はそこそこあるという印象でしたが (比較対象 : iPad mini 6)、同じ用に利用したところ、Gen5の方がGen4よりももう少し熱いかな?と感じました。前述の通り、私はSoCを酷使するようなゲームはしていないので、そのようなゲームをすれば顕著な違いが出る可能性はあります。とはいえ、とんでもなく熱くなるというわけでもないので、十分実用に堪えるでしょう。どうしても気になるのであれば、クーラーが付いているケースを利用するという手もあります。
Gen4 → Gen5は微妙、新規購入は十分にあり
Gen4の時点でゲーミングタブレットとしては非常に完成度が高く、Gen5で更にその完成度は高まったと言えると思います。しかし、Gen4とGen5の差は僅かであり、自分で言うのもなんですが7万円近くを費やして更新する価値があるかは微妙だと思います。ただし、2026年7月時点でGen4の12GB / 256GBモデルはおおむね5万円代後半〜6万円代前半あたりでYフリマ / メルカリで取引されているので、差額で考えればありかなと感じました。
しかし、別のもっと前の世代のタブレットを持っていて、ゲーミング目的 & コスパ最重視で購入するのであれば、十二分に勝ちはあると思います。純粋にコスパで言えば、おそらくGen4以前の世代の方が優れているでしょうが、せっかく買うならば最強 (に近い) のSoCが搭載されたものを、と思う方もいると思います。そういう意味でのコスパは最強と言っても過言ではないと思います。Gen5と同一ハードの端末はLEGION Tab (8.8”、5)という名前で119,680円で販売されていますが、この価格を出すならば多少不便はあっても日本語化した中華製で十分だと個人的には思っています。












